サクラクトモノクローム

【切り絵】人の心と行動は簡単に切り離せない

どう行動すればどう感じるかと同じように

どう行動させればどう感じさせられるか

そしてその逆の、どう感じさせればどう行動させられるかも

ある程度は決定づけられてしまう

 

 

経営術のひとつでもあり、
トップメディアやマーケティング
有名な配信者の多くがこれらを意識していたり、
あるいは自然とそうなって集客できたかのどちらかな事が多い

 

例えばトップ配信者のうち男性リスナーだけが多い配信は、
アンチも多いのに対しそれを受け入れ、
意図的にそういう視聴者となるような配信をしている

 

何故かというと男性リスナーは嫌いなものを何度も見に行き、
文句を誰かに言いたい衝動が強くねちねちと粘着しやすい傾向があるからだ
どんな視聴者であれ、視聴者が増えれば収益は上がるもの
そういうリスナーが集まる配信者は
メンタルを守る為キャラ作りして1枚クッションを挟んでいる人、
もしくはそもそも道徳心無く気にしない人が生き残りやすい

 

そこに集まるリスナーは観に行くことで結局ストレスになっているのに対し、
その部分には気づかず自分の中の正義をぶちかましたり、
同じ思いのコメントを見たり考えたり誰かと共感して、
日常のストレスを"解消した気になる"勘違いをする人が多い
人は説教をすることで脳から快楽物質が出てしまうというのもあり、
嫌なことを切り離すことができずに、間違っていると叩きに何度もいくのだ

 

また、一度「叩いてもいい」と自我を通してしまったものは、
己の視野・興味から外れるまで叩くのを止めない傾向の人が多いというのもある
そしてそういうコメントを見て、自分もそれを行っていい世界だと勘違いし
表では絶対しないことを楽しむように、酷いコメントを投稿していく

 

一度誰かが行ったのを認識してしまうと、行っていいものだと誤認する人は多い
街角掲示板に暴言・否定的な言葉が多かったり、
アイドルイベントに事件が多いのはそういう理由
つまりはこういう配信者はマーケティングの観点からだけでみれば集客上手で、
そうした男性の心理をがっちり掴んだ配信となっている訳だ

 

冒頭の行動と感情の関係については
自分自身のコントロールにも繋がってくるもので、
日々良かったり楽しいと思えた行動は記憶するように意識している

 

何故楽しかったのか、その時何をしていたのか
誰かに話したり記録したりとテキトーにアウトプットしていき、
記憶の整頓≒定着を心がける

そしてその良かった事、楽しかった考えや行動を、再選択できる可能性を上げておく
また、こうしていくことで「あの人はいつも楽しそうだ」と
良いイメージを作ってもらえる面もある

 

嫌なことは嫌でも見つめ直してしまうから
良かったことや楽しい記憶よりも嫌な記憶の方が残りやすいと言われている
それを打ち消すように、良い事も理由や行動を見つめ直してきちんと言語化し、
記憶として根付かせる

こうした楽しい記憶が積み重なって嫌な記憶を上回ると
楽しかった記憶ばかりを思い出せるようになり、
そこまでいくと同じ行動や似ている物事に取り掛かる際、
ポジティブな印象で入り込むことができるひとつの自己暗示に昇華する

 

何年か前は自分と他人の行動や感じ方を日常的に綴る生活を何年かしていたが、
何でも記録するこのやり方では、
嫌な記憶も平等に理由や行動を何度も見つめ直してしまいあまりよろしくなかった
感覚で嫌だと感じるというより、
周りや環境を考えて理屈で嫌だと物事を理解していくだけだったので
感情的に口を大にして表現する事は全くないのだが、
それが問題でアウトプットせずにただ記憶として根付いていった
何でも記録、日記に取ることはあまりオススメしない

 

 

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【超集中時の心象】

仏典では全ての人の意識の最下層はみな同一の湖に行きつくという
霊長の無意識下での同一意見、切れないアラヤシキに個の考えが吸われていく

みたいなイメージ

 

低血圧すぎる所為か、普段は入り難い
横になると頭に血が昇りやすく突発的に超集中に入る
全身の血液が、血管を鳴らし頭へ巡る

視線も行方が知れず、目の前の事と時間を忘れ、
突然頭の片隅に置いといた何かを、ひたすら考えはじめる

こうなった後は電池が切れたかの様に、そのまま寝ていることが多発する
目が覚めたら記憶が整頓されており、睡眠学習が捗ったと勘違いする

普段の姿勢で超集中に入れる人は、
きっと将棋やゲームも強いのだろう