サクラクトモノクローム

【切り絵】スタートはいつもリアルで、その果ては妄想

ライフプランニングは具体的に煮詰められるし、
今と未来にできることするべきことを考えられる好きな妄想
これを職業にする人だっている、生きる上での大切な未来予測

今回は日本環境でゆとりある家庭を築くための例えばの話と
その先に膨らむ私の妄想と執着

 

現日本環境にて、子どもを中学から私立へ通わせるために
準備しておくべき一人当たりの学費は約600万あたり
小学から私立となるともう少しかかる

更に大学費用のかかる18歳までに、誕生日から毎年貯蓄すべき額は年間20万強
現状の子ども手当で毎月1万入ることを考慮しても、実際はいろいろ込みな金額が必要になる
そのため生活費は別に年間30万前後、合計550万弱の貯蓄を18年で積み上げることが
子どもと余裕を持って暮らすために必要となる

 

その上で結婚相手や子どもと寄り添う機会を増やすためにと、寿退社を考える
寿退社は、時に億単位で損すると言われたりもする

しかしてその損とは、生涯賃金での話
幸福度に対してはどうなのかを度外視している
その時の家族には、その時にしか共に過ごせないのだ

2020年現在、人間が生存できる時間はまだ有限であり、
現日本という社会環境の場合、その生存時間の大部分を会社に奪われてしまう人がほとんど
企業に属する時間の対価と、自由に使えて選択できる時間
どちらの幸福度が高いのかを天秤にかけ、比べて考える
生きる上で何をもって幸福とするのか、
何のために企業に属するのか、この点を忘れてはいけない
もちろん企業に属してお金を稼ぐことが幸福だという人もいる
社会保険関連や確定申告などを任せた方が気が楽で幸せだって人もいるだろう

この天秤にかけ考える行為は睡眠時間やゲーム時間等、何にでも当てはまる
何をもって行動と選択をするのか、理由を持つことを生きる上でとても大切にしている
仮に企業で働きながら得られる収入と、自力で得られる収入がどちらも同じ額だった場合を考える
どう生きるのか責任の所在を自分にかけ、世界情勢の変化に合わせて臨機応変と考え続けることもでき、愛おしい人らの傍に居られる時間を増やせる可能性がある後者の方が私好みであった

 

ライフプランニングした際に、企業務めだと安定した収入で
見えてしまった未来予測を良い方向へ切り替えることが困難ゆえ
窮屈で辛くなるというのもその理由の一つ
自力で収入が得られるならば選択や行動に様々な分岐があり、
ライフプランの圧縮、お金や時間を別のことに回せる可能性だってある
もちろん下手したら将来的に安定した収入以下になることもある
生存時間が有限なため、そのことをしっかりと理解し、責任を持った選択と行動をとる必要がある

 

私にとっては時間の使い道に選択肢があることが大きな幸福である
与えられた選択肢からではなく、明日は何をしようかなーなんて、
ゼロから考え続けられるような日々
それが愛おしい人らの為に使えるものだとしたら尚更


対して、時間を拘束される企業所属は最の悪である
その中にも選択肢があるかどうとか、そういう次元の話ではない
根本から誰かの元で業務に向かう行為が、私の意思からは出ない
更に気分がすぐれない時や体調がつらい時、
または休暇をとって羽を伸ばしにいく時、
上手に休めず、休むことで他の誰かが大変な思いをしてしまうとか、
自己責任ならば感じることのない無駄なストレスや緊張感が続く生活も、本当に耐え難い

業務遂行していて気持ちがそこになくなり自分が消えゆく感覚
私の操作キャラクターが人知れず誰かに好き勝手に操作されている様な
ただただやるべきことを考え、提案し、遂行しているだけの、社会の歯車の化身となる
世界経済を動かす神の見えざる手による操作だと勝手に解釈している

歯車として社会上の時間は動いている
だがそこに己としての時間が私にとってはない
プレイ時間は加算されず、残りの人生時間が減少し、
老いや悩みを増やす可能性も大いにある呪いの時間
この時間を少しでも、未来に生きる子どもたちへ捧げていきたい

こんな考えで私は企業に属さないことに対して、
お金には変えられない億以上の価値があると捉えている
頑張って務めることで、休日の幸せを引き立てるという人もいるが、
わざわざ苦悩を味わい幸せを感じるよりも、毎日幸せの方が私にとっては心地よい
苦悩ない分だけ老いも遅延し、長生きできる可能性も高くなる
ずっと生きていたいから、できる限り長生きできる選択を取っていきたい

 

誰かと過ごしたいが為に働き続け、
結果的に誰かの傍にいられる時間を減らすのだなんて、本末転倒もいいところ
だから私は企業の元で勤めなくても、生涯余裕を持てる稼ぎを自力で、
自分の選択できる時間と選択した時間で、共に手に入れていきたい

 

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DQXマイアバター
ラクト:1度死した身と心、生と未来への執着は強く


限られた生存時間の中で、年齢を重ねる前に行ける場所を
見てみたいし歩きたいし体験したい
世界中の文化や遺跡をこの目で味わいたい
お家で誰かに料理やお菓子を作って、お帰りと言えるよう待っていたい
そんなの、呪われた時間を解かなければ全部するのは難しい
こんな風にリアルからスタートして、その果ては妄想
非現実な未来を日々膨らましてばかりいる

それでも明日、突然死が訪れるかもしれない
それは私だけでなく周りも同じ
幼き頃から死のイメージは消え去らない、いつだってそう考える
だから過去に戻りたいとも思わない
戻ってしまったら、またここまで生きることができないかもしれない
全部受け入れられなくても、全部受けとめられるから、
ずっと今とその先を歩みたい

見ている方向は先ばかり
今と生きていた明日を、楽しめるような環境作りに行動していきたい
願わくはいつだって生きていたい
誰かの記憶の中に私が「居た」と刻んで、存在をゆらぎなく確立していたい
そのためには自力で稼いで、企業務めという長時間の拘束から抜け出すことが
私にとって一番効率がよく思えた
社会を学習してきて、資格も沢山とってみて、
私の幸福感と照らし合わして導き出した生存戦略


誰かの影響で、簡単に考えが大きく変わるかもしれないけども
社会に活かすよりも、社会の枠組みから離れることを望んでいる
こんな子どものような妄想を、どんなに歳を重ねても想い抱いていた