サクラクトモノクローム

二日連続で梶浦Liveに行きました

Yuki Kajiura LIVE vol.#15 ~Soundtrack Special at the Amphitheater〜
に、行ってきました。
2019年6月15日、16日の二日連続!ィェィ
梶浦Liveにはよく行くのですが、二日連続は初めてで、とても良いものだった

 

作曲者である梶浦由記さんとピアノを中心に
沢山の楽器が集まった
インストゥルメンタルだけどもボーカル入り
そんな素敵な梶浦サウンドを奏でてくれました

劇中曲だけども、素晴らしき音色は表舞台
それは決してバックバンドではない
フロントバンドメンバーに相応しい、ハートに響く体験をした

今回は感じたことの暴走記

生で聴く演奏は、本当に良いものだ

ヘッドホンからデータを聴くのとは違い
楽器、歌声それぞれの 力強さを、生身で、心から、感じることができる
足元から身にかけて、草原が広がるように感じるベースだったり

今回は、イーリアンパイプなるものを生で初めて聴いた
独特なパイプの音色 けれども、どの楽器の音色とも浸透していて、胸に響いた

梶浦さんが作る音楽からは、人間味を感じる
絶望を知っている、もしくは、誰かの気持ちに憑依して断片を知る由がある
でなければ彩れない音色を、作っている

何が起こるかわからない、多種多様な人生と、対する人の心の在り方
巡るましさがあり、叫びや涙、嬉しさや優しさ
心の、人生に対する、人それぞれのカウンターが
多彩な楽器が取り込まれたこの音楽から、感じとれる

梶浦サウンドの中でも、フルートとボーカルの音色が好きです

フルートって、小さい楽器なのです
けれども、遥か遠くまで響くような強さを音色を持っている

一音一音の音程もはっきりしていて、かすれるような音も出せ
蜃気楼のような揺らめきを感じつつも、紙一重で、芯から響く強さを感じとれ
寂しいけれども、怒りのようで、優しくもある、
決して消えることのない凍てついた灯の様で

何もない暗闇に、独りでいようとも
抗い、立ち向かい、光を抱き、独りを知るからこそ、優しくあろうとするその音色は
まるで、広い世界に対する、人の心みたいで

フルートの音色は、儚くて、けれども心強くい、大好きな音

 

ボーカルの音色は、幅広い感情を感じとれる
梶浦サウンドには、曲に合わせて用意された、何も意味のない独自の造語が多様されている
歌じゃないからこそ、曲にぴったりで
聴くだけで、燃え滾ったり、寂しくなったり、優しくなったり
その歌声を生で聴くと、身体にも心にも響き渡って、己の魂が、浄化されゆく

 

ここまで言う曲は一体どんな曲なのか、紹介
こんなインストゥルメンタルを日々聴いてる


Moon And Shadow

 

ライブは、こんな雰囲気


Yuki Kajiura LIVE vol #11 elemental Tour


音源では寂しい感じでも、Liveになると楽器や歌声がどれも力強くなっていて、フルートとボーカルの殴り合いみたいになっていたりと、本当に心に響く

梶浦さんを知ったのは12歳の頃
.hackを観て、梶浦さんを知り、音楽にあまり興味を持たなかった私に、革命を起こした
数多くのドラマ、アニメ、劇場の作曲を担当し、作った数は5,000を超えるベテラン作曲者
私のPCの中も半分以上、梶浦さんの曲が占めている
これからも、そのサウンドに心揺さぶられていきたい

 

最後に宣伝

今回のLive初公開で、生で聴くことができた

starting the case: Rail Zeppelin という曲

2019年7月から放送されるアニメ
「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」

の、オープニングになります。なんとインストゥルメンタル

OPなのに歌詞なし、珍しいのですが、とてもかっこよくて、痺れました

オープニングだけでなく、ED、劇中曲も、全て梶浦さんの手掛けた曲になるため
興味あれば、一緒に梶浦サウンドを味わいましょう
このアニメ自体も、型月世界の知識なしで楽しめる入門となってますし、原作の小説が非常に面白かったので、是非に