サクラクトモノクローム

【切り絵】ホワイダニット 何故行ったのか

Why done it?
ミステリー用語の一つ

「なぜおこなったか」と、犯行に至った動機の解明の推理に使われる

このホワイダニットに特出したミステリー小説
ロードエルメロイⅡ世の事件簿のアニメ放送が、2019年7月から始まった
さっそく、魅力溢るるキャラクターたちが動いて活躍しているのをみて、切りたくなった

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sakurakuto/20190716/20190716141119.jpg

左から エルメロイⅡ世、ライネス、グレイの3人
ノーブルで誇らしい彼らの関係性と掛け合いが、愛おしい

 

ホワイダニットから、犯行を探っていくこの作品
エルメロイⅡ世の物事の考え方や、生きねばならぬという信念が、自分に近いものがあり、好きな理由でもある

人の行動には、全て動機となる本能・欲求・願望・観念・信条・価値観とかが関わっている

それを、行動原理と呼ぶ

数学の答えや、攻略本を見て、答えを知ることで、そこから逆算して答えに至る道筋を考え、辿り、知る事ができるのと同じように

ゲーム脳な私は、人もそれらと 全て同じもの だと考えている

行動原理を想定することで、誰かの行動や発言を、自分の感情を乗せて受け取ることはなく、俯瞰した位置から視ることができる
大事なのは、決定づけてはいけないこと
自分の物差しで想定できる幾つかの可能性を、みているに過ぎないためだ

攻撃的なコトバ

愚かし気な繰言

人の全てを直接捉えていては、心は擦り減る一方

それらに自分の心を乗せる必要は、全くない

ホワイダニット

誰かに関心が向いたのならば、何故行ったのか
どういった行動原理からなのか
仮となる答えを想定し、道筋を導くだけで、人となりも見えてくる

人を俯瞰するこの景色は、自分さえも俯瞰して視えてくる
自分が答えを出すためには、どういった行動原理を持てばいいのか

何が起きるかわからない人生だが
目標が定まっているならば、想定しうる道筋の可能性を導き、目標から逆算していく
考えるだけでも、自ずとそれは行動原理に刻まれる
運要素を可能な限り減らし、攻略していくゲームの如く

 

アニメ ロードエルメロイⅡ世の事件簿

Abem〇TVで無料配信しているので、
ホワイダニットなミステリーに興味を持った方は、是非一緒にみよう