サクラクトモノクローム

【切り絵】Nとレシラム【メイキング】

元絵印刷用 コピー用紙 と 黒のケント紙 、
口を切り離すため裏地に 白い画用紙 を使用。

 

まずは細かい部分の多い、顔からカット。

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顔20分 髪に50分
ここまでに1時間10分。
この時点では裏から撮ってもよくわからないため、表から撮影。
角が多くなる分、細かい顔よりも髪のが作業時間が膨らんだ。

顔周りを切り終え、今後の影の付け所を、元絵を見つつだいたいイメージする。
当たりをつけてからはサクサクと切っていく。

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腕周り40分 服20分 小物30分
ここまでに2時間40分。

Nが大体完成し、レシラムに取り掛かる。

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レシラムの顔20分 腕1時間30分 胴体1時間30分
ここまでに6時間

内側のみのカットでも、やっとそれらしく見えてきた。
途中、N&レシラム格好いいなとテンションが上がり、非常に楽しく切れた。

あとは、縁に沿って外側を切り、避けていた口周りと共に画用紙に張り付け、完成。

 

 

sakurakuto.hatenablog.com

作業時間 約7時間
折れた刃の数は2本。

強弱のある線、服のしわ、影のある絵は切り絵として映えます。
自分で描く簡単な線画ではこうはならないので、模範していきたい。


今回感じたのは、ケント紙は硬くてしっかりしている分、強度が高いのだが、掛かる時間と指への負担が大きい。
7時間も切ると人差し指がビリビリである。
裏地を使用する場合は、カラーペーパーの方が向いているかもしれない。

 

おまけ
勿体ない紙

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元絵用コピー用紙、雑に扱っているためいつも切り終えたら捨てる部分なのですが
これもこれで繋がっていて、なんだか捨てるのが惜しい。